おいしさUP↑新しくなったこがらやのそばで縁起良く年越し

石臼挽きのそばになりました。

もうお気づきですか? こがらやのそばが新しくなったのを。この秋、石臼挽きのそばに変わりました。これまで使っていたのは機械で挽いたそば粉で打った麺。

石臼で挽く粉と機械で挽く粉。でき上がるそばは何が違うのか? 2つあります。

1.香りと風味が違う

ポイントは「熱」。そば粉は熱に弱い。粉を挽く時に熱にさらされるのがダメ。

そば粉を挽くのに使う石臼
そば本来の香りや風味が残るのが石臼挽き

石臼挽きは熱が出にくいんです。少しずつそばの実を入れ、ゆっくり臼を回して挽くからです。そば本来の香りや風味が残ります。

一方機械挽きは高温の摩擦熱が出る大量のそばの実を機械で高速回転させて挽くからです香りや風味が失われます

2.食感が違う

石臼挽きのそば粉で打ったこがらやのそば
味の深みと麺の粘りが増した新しいそば

ポイントは「不ぞろい」。そば粉は粒子がバラバラのほうがイイんです。

石臼挽きの粉は大小バラバラ、不ぞろいの粒子が混ざり合っています。でき上がったそばは、舌触りの良さや清涼感など深みのある味に。そして程よい弾力と粘りが出ます。

一方、機械挽きの粉は粒子が均一。硬めで粘りが少ない。味も単調になります。

まとめ -新しいこがらやのそば-

香りと風味の豊かさ、モチモチ感がアップしました。伝統のコク深ダシにもよく合います。